多様な生物が生息する都立公園づくり
平成26年度に検討会を開催し、整備計画を策定。これを基に、平成27年度に雑木林整備などを行いました。
その後は必要に応じ、下草刈りなどの維持管理や、事業の成果を調べるための生物調査を行っています。
整備エリアで見られた哺乳類、野鳥、両生類、爬虫類、昆虫、植物の調査を行い、データを蓄積しています。
また萌芽更新を目指すエリアでは萌芽した株の数や芽の長さを、アカマツ保全地では幼樹の調査を行っています。
令和3年度12月現在、東大和公園では計783種の生物を確認しています。
その中の一部をご紹介します。
希 ・・・国や東京都が、絶滅の恐れがある生物をまとめた『レッドリスト』に記載されている種類
若い林、明るい林が好きな生物(キンラン、オケラなど)をたくさん確認することができました。
着実に雑木林の若返りが進んでいます。
今後もした草刈りを続けつつ、切り株から発芽した枝の整理(必要な分を残し、不要な分を伐る作業)を行う予定です。