多様な生物が生息する都立公園づくり
平成27年度に検討会を開催し、整備計画を策定。これを基に、平成28年度に雑木林や池の整備を行いました。
その後は必要に応じ、下草刈りなどの維持管理や、事業の成果を調べるための生物調査を行っています。
整備エリアで見られた哺乳類、野鳥、両生類、爬虫類、昆虫、植物の調査を行い、データを蓄積しています。
また萌芽更新を目指すエリアでは萌芽した株の数や芽の長さなども調べています。
令和3年度12月現在、八国山緑地では計1,017種の生物を確認しています。
その中の一部をご紹介します。
希 ・・・国や東京都が、絶滅の恐れがある生物をまとめた『レッドリスト』に記載されている種類
若い林、明るい林が好きな生物(キンラン、オケラなど)をたくさん確認することができました。
着実に雑木林の若返りが進んでいます。
今後もした草刈りを続けつつ、切り株から発芽した枝の整理(必要な分を残し、不要な分を伐る作業)を行う予定です。